Terrascope は、土地・自然・ネットゼロ経済セクターの企業が自社の炭素排出量を測定し、削減できるよう支援することを使命としています。本日、その旅路における大きなマイルストーンとして、Terrascope が WBCSD の Partnership for Carbon Transparency (PACT) 標準に正式に準拠したことを発表できることを誇りに思います。
これは、グローバルサプライチェーン全体での炭素排出データの共有とその相互運用性に新たな時代をもたらし、スコープ3排出量をより透明で信頼でき、実行可能なものにするという私たちのコミットメントを強化します。
WBCSD(the World Business Council for Sustainable Development = 持続可能な開発のための世界経済人会議)が主導する Partnership for Carbon Transparency (PACT) は、組織やソリューションプロバイダー間での製品レベルの排出データを、信頼でき、標準化され、相互運用可能な形で交換できるようにすることを目的としています。
脱炭素化の現場では、コラボレーションが肝心です。特にスコープ3の排出データの多くは、バリューチェーンの上流または下流にいるパートナーが保有しています。サプライヤーデータへ信頼できるアクセスがなければ、どんなに高度な炭素会計プラットフォームであっても壁にぶつかります。
Terrascope の顧客は、PACT 準拠により、サプライヤーやパートナーが他のプラットフォームを使用していても、PACT ネットワークを介して製品カーボンフットプリント(CFP)データをシームレスに送受信できるようになりました。
この新機能は、炭素会計における最大の課題の一つ「サプライチェーン全体から一次データを取得すること」に対応します。PACT 準拠により、Terrascope の顧客は次のことが可能になります。
特に、小売業者、大手食品ブランド、複雑なサプライヤーネットワークを持つ製造業者にとってぴったりの機能が揃います。
バックエンド基盤が稼働した今、すべてのお客様が PACT を活用したワークフローに簡単にアクセスできるよう、使いやすいフロントエンドインターフェースのリリースに注力しています。
私たちは、排出量の透明性を高める世界的な潮流の一翼を担えていることを誇りに思うとともに、この新しいテクノロジーを最大限活用いただけるよう、今後もお客様を支援してまいります。